お母さんの貫禄

３月中旬から１週間ほど同居してたデナリとララは
同居してすぐに繁殖行動があったそうです。

この日は、その後日だったので
ふたりはとてもリラックスしていて良い感じでした。

気持ちよさそうにゴロゴロしてた、ララ

一昨年のクリスマスに出産したアイラを育て上げ
今年はのんびり過ごすことができますね。

ゴロゴロした後はプールの淵を行ったり来たり

広い放飼場で見るデナリは迫力満点

今年に入ってキャンディと同居してましたが
キャンディに発情が見られなかったため
子育てが終わったララとの同居となりました。

ララとデナリの繁殖行動があったので
３月下旬からデナリは再びキャンディと同居してるそうです。

繁殖期のお仕事を早々に済ませたララ

もう、５頭のお母さんですからね
改めてララは凄いなって思います。

デナリは、まだまだララに近づきたいようでしたが

「ダメよ」の一言があったように（実際には無言で）

デナリはおとなしく去って行きました…。

ララはデナリの前でも、お母さんの貫禄を感じます。

キャンディは穴掘りをしていました。

またデナリとの同居が始まって
繁殖行動の確認もされたそうです。

春になったら、みんなのんびりできるかな

ホッキョクグマ　２０１２年３月２２日　円山動物園

そして、また一歩

リリィは、ひと休み

この日は、ココともライラともタイミングが合わなくて
リリィだけが空回りしているようでした

ここへ来てセイタの姿を追うことが

リリィの助けになっていたのかも知れません。

何度も見つめられて照れちゃう（？）セイタくん

そして、また一歩

どんな日であろうと巡回は続ける、リリィ
もう子どもじゃないし、積み重ねが大事だよね。

　レッサーパンダ　２０１２年３月２２日　円山動物園

小さな威嚇

ココとはち合った、ライラ

わたしには、威嚇のように思えたのですが
そうは思いたくない自分もいました…。
（この写真より、もうちと凄かった）

ココの可愛いライラちゃんが
ちょっと反抗しただけだったのよ、きっと…

母さん来ないで！くらいのつもりだったのよ

そんな光景を見てしまうと
ライラが大きく感じてしまいます。

ココは気にしてないみたいだったので
子どもたちが成長するにつれ
こんなことも起こっていたのでしょう

この日は、ライラが一番落ち着いていたかも

大人と言うにはまだ早いかも知れないけど
もう、子どもじゃないのよね

そこんとこ、ちゃんとわかってないと
ライラに笑われちゃいそうよね。

　レッサーパンダ　２０１２年３月２２日　円山動物園

鳴き止まぬリリィ

ライラは、ボー

ココは、お昼寝

せっかく、みんなが揃ったというのに…
リリィはガッカリです。

再び鳴きだしたリリィ

隣のセイタに訴えかけるかのように（？）

鳴き止まぬリリィに、ココは寝てられず

お昼寝は諦めたよう

リリィが近づくたびに怒っていた、ココ

もっと優しくしてあげてたら
あんなに鳴かなかったかも知れませんよ

ココが去った寝床に、ライラが

ライラは、ココとリリィのやり取りを近くで見ていても
全然慌てることなく静観してるって感じでした。

どんくさくて、甘えんぼだったライラも
とうとう、大人びてきたかしら
何だか寂しくなっちゃうなぁ…（良い意味で）

　レッサーパンダ　２０１２年３月２２日　円山動物園

遅刻組

ココとライラが遅れて屋外放飼場へ

待ちに待ってたリリィでしたが

ふたりの反応は薄く

ココは、リリィが近付くと追い払ったりして…

ライラは、なかなかエンジンがかからず

ボーっとしがち

リリィが来ても

ほぼ無反応

先に放飼場へ出て充分温まっていたリリィと
遅刻組の温度差は仕方ないでしょうかね

ふたりの反応はいまひとつでしたが
リリィは安心したようでした。

　レッサーパンダ　２０１２年３月２２日　円山動物園

本当に恋しいのは

ひとり寂しくても
放飼場の巡回は欠かせませんね

向こうに行けば、おじさんに会えるし

放飼場をひとまわりして
隣のおじさん（セイタ）の姿を確認するのが
このときのリリィにとっては唯一の救いだったのでしょうか

おじさん、どこ？

おじさんってばぁ…

かわいこちゃんほど
気づかれなかったときの落胆は大きいもの

セイタも頻繁に覗くリリィのことは気になっていたようですが

活動中ゆえ
毎度々、気づいてあげられないのでした

動画は鳴いてるリリィ
お口を閉じたまま鳴くので、何頭かいたら声の主が誰か分かりづらいですね。

お譲ちゃん、気づいてあげられなくてごめんよ

いいのよ、セイタ
そんなに気にしなくても

リリィが本当に恋しいのは…

まだ屋内に居るココとライラなんだから

　レッサーパンダ　２０１２年３月２２日　円山動物園

リリィ、ひとりぼっち

ココに会うのは久しぶり

昨日、動物園に着いたとき
ココはまだ屋内展示場にいました。

繁殖期が終わり、セイタとは別居になり
また子どもたちと同居になりました。

ライラは隣の部屋にある残り物の笹を引き寄せて食べていました。

可愛らしかったので動画に切り替えました

外の様子も気になっていたライラ
そうなんです、リリィの姿が見えないと思っていたら
奥の部屋にセイタも居なくて
屋外放飼場へ出てみたら、ふたりとも出てました。
ココが屋外へ出ようとぜず、ライラも出そびれちゃったみたいで、少し遅れて全員屋外にそろいました。

それまで、リリィは寂しかったようです。

歩いている間中鳴いてばかり

寂しさのあまり（？）
度々、隣の父セイタを覗いてみたり

おじさん、どこ？
 

ここにいるよ

鳴きながら度々覗く娘リリィに
セイタも鳴き声を上げて反応していました。
（親子の認識はないでしょうから、もしかしたら若い娘さんにモテてると勘違いしてたかも知れませんよ）

おじさん、どこ？

透明の仕切り板からもセイタを探すリリィ
時にはセイタとはち合って鳴き合う場面もありました。

可哀相なリリィ、ひとりぼっちで寂しかったのね

続きは次回に

　レッサーパンダ　２０１２年３月２２日　円山動物園

海外にもリリィと言う名のレッサーパンダがいたんですね
仔パンダLilyの成長を画像と映像で表している動画を
今日、たまたま見つけたのです。
映像を見てたら、ココちゃんの子育てのころを思い出しました。
すでにご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが
リンクを貼っておきます。

Lily the Red Panda

http://www.youtube.com/watch?v=iBUoSh0bKB4

のんびりヤマト

旭山動物園へ行ってから２週間近く経ちました。
お天気が良いばかりでなく来園者が少なかったので
園内をゆっくりまわることができて
久しぶりに満喫感なるものを味わえた気がします。

とは言っても見てない動物もけっこうありますが…
どうしてもレッサーパンダ舎周辺に限られてしまって
オオカミの森から先はしばらく行ってないかなぁ
シロサイ「ノシオ」が居たころは頑張って行ってたんですけどね…。

もうじゅう館はブログにアップすることが少なくなりましたが
毎回、欠かさず行っております。
ヤマト（ユキヒョウ）が居るんだもの
頑張ってアップしなくちゃね

と、意気込んだものの写真は一枚だけですけど
のんびり日向ぼっこしてたヤマトでした。

動画は、のんびりヤマトの様子を
丸太を枕にしながら毛づくろいしてましたが
その体勢のままだとあごに勢いつけないとダメみたいね。

お隣のアムールヒョウはずっと遠くを見たまま動かず
みんな、ヒョウを背景に記念撮影していました。

肉球をじっくり見れるのもこんなときだからこそ

ライオンのアキラ

会うたびに凛々しくなって
独身でいるのはもったいないですね…。

母ライオンのレイラ
この冷血な感じがたまらなく好き

もちろん、ほころんだお顔も良いですけど

アムールトラの、ノン

雪が積もってガラス張りからは見づらくなってました。

外側も檻側を歩いてると見やすいのですが
奥へ行ってしまうと全く姿が見えないこともあります。
囲いの獣舎は除雪がなかなか出来ないんでしょうねぇ

ノンを見てると、どうしても「いっちゃん」を思い出すなぁ。
（はぁ…）

もうじゅう館　２０１２年３月８日・９日　旭山動物園

旭山のオオカミ家族

旭山動物園のオオカミ家族

一番手前がお母さんのマース

前足に痛々しい傷跡がありますが
去年、三頭の仔を出産しました。

黒い毛並みの仔、レラが甘えに来ました

もう両親と同じくらいの大きさに成長してますが
まだまだ甘えんぼなんですね。

微笑ましい光景と思い、動画に切り替えると
黒い毛並みのお父さんがやって来て
他の二頭の仔も続き家族全員揃いました。

じゃれて甘える仔たちを甘噛みするお父さんに
ちと、驚いてしまいましたが
オオカミ親子のコミュニケーションでしょうか
（もっと奥が深いものかも知れませんけど）

一番大きな声を上げてた仔、チュプ

お母さんによく似てます

ここで寛ぐのが好きなのかな

鋭い眼光の、ヌプリ

シンリンオオカミ　２０１２年３月８日　旭山動物園

レラとお父さんのケンは黒い毛並みのせいか
雪が眩しくてうまくとれませんでしたので
去年の秋に撮ったものを

凛々しいお父さんの、ケン

レラとチュプ

チュプとヌプリ

二日目も好天

二日目も眩しいほどの好天気でした。

放飼場を歩くピリカとサツキさん

すれ違うときは触れそうな近い距離でしたが

ピリカも

サツキさんも

気持ちは落ち着いているようでした。

ピリカは外側を回ってきたときのほうが
ちょっぴり、お顔がほころんでいたかしら

二日目も、時々ふたりの様子を覗きに行っていましたが
淡々と歩く行動ばかりでした。
閉園近くにレッサーパンダ舎でデジカメが電池切れになり
ほっきょくぐま館出口付近のベンチで電池交換してると
屋外展示場のプールから、ザブ～ンザブ～ンと聞こえ
プールで何が起こってるのかとても気になりましたが…

でもでも、レッサーパンダ舎ではノノと栃さんのお見合いの真っ最中でしたので急いで戻らねばなりませんでした。（なんちゅうめぐり合わせの悪いこと…）

ホッキョクグマ　２０１２年３月９日　旭山動物園

淡々と歩く

眩しそうな、ピリカ

お天気が良いと雪の照り返しで眩しく

歩くピリカは伏し目がち

パッチリ目のお顔はなかなか撮れません。

サツキさんが寛いでいると気になって

淡々と歩く行動の中でも

サツキさんが気になって

時折りサツキさんに目をやるピリカを見てると
一緒に遊ぶ日もあるのかなと想像してしまいます。

サツキさんの気分がのらないだけかしら

黙々と歩いていたい日もある

ピリカよりもずっと大人なサツキさん

この日のふたりの様子は時々見に来てましたが

淡々と歩いてることが多く

見た限りでは、お昼寝もしてないようでした。

ホッキョクグマ　２０１２年３月８日　旭山動物園

サツキさんのお返し

午前中のレッサーパンダの行動が落ち着き（みんな、お昼寝）、お次はほっきょくぐま館へ。
レッサーパンダ舎とは、ホッキョクギツネ舎を挟んでの
ほぼお隣の屋外展示場には、ピリカとサツキさん

なかなか近い距離のときもありましたが

サツキさんは（右）ひたすら放飼場の内側を往復し

ピリカ（左）はサツキさんとすれ違うように内側を往復し
時折り外側に回ったりもしていました。

外側で息をつくピリカ

ララに似てきたかなぁ

去年の１０月に会ったときと体の大きさは変わってないかも知れませんが、母ララが歩いているように映るピリカはまた一段と成長したように感じられました。

サツキさんは、また一段と貫禄が

２年前、円山から旭山動物園へ移動したころの
薄毛だったため痩せて見えたサツキさんの姿が嘘のように感じられますね。

しばらくして、サツキさんがプールへ入ると
ピリカはしきりに気にし始めました。

プールで遊ぶサツキさんを覗き込んだり
浮かんでる氷で遊ぼうとしたり

そんなピリカがうとましかったのか
サツキさんはプールから上がってしまいました。

それでも尚、近づこうとするピリカ

なのに…水しぶきを浴びせられちゃったものだから

ピリカ、逆切れか

ちょっとガゥガゥやリ合って
サツキさんは去っていきました

ピリカの表情から悪意は感じられませんので
一緒にプールで遊びたかったのかも知れません。

この後、動画に切り替えると
サツキさんからピリカへお返しの「ガゥ～！」がありました。

サツキさんは邪魔されたくなかったのでしょうね

ピリカがプールへ入ると
お返しに邪魔してましたから…

サツキさんとピリカの同居は去年の３月に来たときも見てますが、ピリカが円山から移動して間もない頃だったので、やはりこんな感じのふたりでした。
あれから、仲良く遊ぶようになったと聞いていたので今回は仲良しのふたりが見られると期待してたのに残念…。

ホッキョクグマ　２０１２年３月８日　旭山動物園

今か今かと

今か今かと

ノノは、ニャンニャンが来るのを待っていたようですが

一向に

来る気配がありませんね

ノノは放飼場へ戻ってニャンニャンの動向を伺いながら
近づいてみたりしましたが
どうやら、その気はないようでした…。

来たついでに、笹

ちょっとだけつまんで

また、吊り橋へ

ほんとに来ないの？

行かない

ニャンニャンは、この後ずっと放飼場でお昼寝してました。

傍にいると、ついつい追ってしまうし
近づくと嫌がられてしまうし

こんなときは離れて過ごすのが良策ですね。

　レッサーパンダ　２０１２年３月８日　旭山動物園

ボーっとしていたい

朝ごはんを食べ終わった、ニャンニャン

放飼場をひと回りして

吊り橋を渡るのかと思いきやニャンニャンは戻ってきました

ノノは待っていたんだけど…、残念だったね

お腹いっぱいになったら

眠くなっちゃったかな

陽だまりの中が気持ち良いと

ボーっとしていたい

毛づくろいして

お昼寝しようかしら

毛づくろいしようとして睡魔に襲われてしまうニャンニャン
動画で鳥の鳴き声のような音が聞こえますが
それは、鳴り物持参で写真を撮っていたおじいさんが鳴らしていたものです。目線が欲しかったようですが、ニャンニャンには効果なかったみたい…。

眠気を振り払って毛づくろい

小さく丸くなると、亡き父ヤンヤンに似てますね。

全体的には、母チャオチャオに似てるニャンニャンですが
目元とか横顔はヤンヤンに似てるかなぁと思います。

　レッサーパンダ　２０１２年３月８日　旭山動物園

睡魔の誘い

朝ごはんの後はアクリル小屋でお昼寝の
チャオチャオ

毛づくろいもそこそこに瞼が重たくなってきて
すぐに寝てしまいました。

午後に、またごはん

ごはんに夢中で、ほとんど顔を上げないチャオチャオ
後ろ向きで食べてることが多いので
この横スタイルで見られるのはラッキーな方かな

朝は食べた後に、すぐお昼寝でしたが
午後は笹もむしゃむしゃしてました。

笹のときも後ろ向きで
チャオチャオのむしゃむしゃ中に閉園時間になり
この日はあまりお顔を見ることができませんでした。

翌日の朝、チャオチャオは雪かきをしている担当さんを気にしながら食べていました。

いつも食べることに没頭するチャオチャオでも
担当さんは気になるようですね。

笹はどうしようかな

チャオチャオを誘ってるようにも見えましたが

やっぱり眠たくなってきたみたい

お天気の良い日は睡魔の誘いは断れませんよね。

この日のチャオチャオは閉園までぐっすりお休みでした。
午後に行われてた隣のお見合いも
ぜ～んぜん気にならなかったみたい…。

　レッサーパンダ　２０１２年３月８日・９日　旭山動物園

大人なふたり

笹をむしゃむしゃしながらノノの動向を伺う、栃さん

あの方どこへいったのかしら

ここです！ノノは吊り橋におります。

息詰まる状況から抜け出し、ひと息入れに

そしてまた放飼場へ下り、念入りに臭いチェック

栃さんも念入りに

クンクンしてペロリ

お互いを知るためにね

来たばかりの栃さんは初めてのことばかり

新天地の放飼場に見知らぬレッサーパンダ
こんなに積もった雪も初めてだったでしょう

ノノのとまどいも大変だったと思いますが

栃さんの抱えるとまどいは、計り知れないものですね

彼らのお見合いに遭遇して一時間くらい経ったころ

どちらともなく、近づいたり離れたり
もう、ふたりの間に争う気配は感じられませんでした。

大人な栃さんがノノを落ち着かせたのでしょうか
あ。ノノも充分大人だったわね…
（栃さん ２００１年生まれ、ノノ ２００２年生まれ）

動画を見て、改めてノノは優しいんだなと思いました。

　レッサーパンダ　２０１２年３月９日　旭山動物園

吊り橋でお見合い

ノノ、苦悩のとき

前日移動して来た栃さんと、早くもお見合い

吊り橋の上でけん制し合い、2度いさかいがありました。
その様子は動画にて

一度目のいさかいの後、ノノは栃さんを追い詰めました。

追い詰められた栃さんは

ワイヤーを渡ろうとし
様子を見ていた担当者がスコップで制します。

レッサーパンダなら渡って渡れないこともないでしょうが
移動したばかりの栃さんですし
この状況では制しするしかありません。

ちょっとヒヤヒヤさせられましたが無事に止められてホッとしました。

ノノとやり合って栃さんは少し落ち着いたよう

思いの外、強かった栃さんにノノは気遅れしてしまったか

栃さんは年上だし
3度も出産・育児をしているそうだし

お見合い中にむしゃむしゃする余裕もあるしね

もちろん、まだまだ警戒はしてるようですが

新しい住まいと相棒に向き合おうと、栃さんなりに模索してるのではないでしょうか

次回も、お見合いの様子を

　レッサーパンダ　２０１２年３月９日　旭山動物園

新しい春

春近い雪の旭山動物園
園内の通路等は雪解けが進みアスファルトが出ていて歩きやすくなっているところもありましたがレッサーパンダ舎辺りは湿った雪で逆に滑りやすくなっておりました。

雪に覆われてる放飼場

屋根に積もった雪も解け始め雫がポタポタ

チャオチャオは朝とお昼過ぎに食事をとり
あとはアクリル小屋でのんびりお昼寝

いつものチャオチャオペースで元気そうでした。

このところ荒れ気味だった毛並みも
以前のように綺麗に整っていたのには驚きました。

「あきらめないで」ってチャオチャオが言っているようね。

ノノも、いつもどおり
朝ごはん食べて吊り橋渡って

ニャンニャンが来なかったので寂しそうでしたが

お昼寝したり、笹を食べに放飼場へ下りたりして
のんびり過ごしていました。

ニャンニャンは吊り橋は渡らずに
ずっと放飼場で、のんびり

ノノが近づくと「キュー」と鳴いて追い払い
ひとりで過ごしていたいようでした。

各々のペースで過ごす旭山レッサーズに
月日の経過をしみじみと感じてしまうのでありました。
（自分のことも含め色んな意味で…）

今回は、３月８日、９日の一泊二日でしたので
一日目はのんびりレッサーズを見つつ
冬の旭山動物園を満喫し「明日ものんびりできるなぁ」
と、動物園をあとにしました。

二日目、レッサーパンダ舎では
ニャンニャンの姿が見えませんでしたが
前日は元気そうだったし
放飼場へ出るのを嫌がったのかなぁなんて思い
さほど気にならなかったのですが…

午後、ノノが吊り橋を行ったり来たりするのを見て
出ていないニャンニャンを気にして落ち着かないのか
なんて、思っていたのですが

他の獣舎見てまわって戻ってきたら
ニャンニャンが出てた、と思ったのですが

ん？このこは（ニャンニャンじゃない…）
慌てて雪かきをしていた担当者の方に伺うと
前日（３月８日）来たばかりのレッサーパンダというお話で
ビックリ…

本日、旭山動物園公式ＨＰのしいくにゅーす（２０１２年３月１０日）に掲載されました。
栃（トチ）・メス、2001年生まれ
３月８日、山口県の徳山動物園から来園
「栃（トチ）」は、徳山動物園で過去3回出産・育児をしており、今回の旭山動物園への来園は、「ノノ（オス）」との繁殖を目的としての来園となります。

ノノに新しい春が

吊り橋を挟んでのお見合いにとまどう、ノノ
様子を見守ってる担当者へ助けを求めているよう

だって、栃姐さんは来園したばかりなのに
とても堂々としていて、早くも押され気味だったし

いつもなら順を追ってアップするところですが
次回は、ノノと栃のお見合いの様子から

わたしも、まだ混乱してます…。

　レッサーパンダ　２０１２年３月８日・９日　旭山動物園

「ピィー！」

隣から聴こえてくるココの鳴き声に
ライラは固まってしまったのか

この日、ココとセイタの繁殖期はそろそろ終わりか
という感じでしたがココがセイタを追いながら鳴く声に
ライラは気を取られていたようでした。

ココが発する、繁殖期特有の「ピィー！」という鳴き声

ある意味、ライラには心地よかったのかも知れません。

押すとピィーピィー鳴るおもちゃを踏んづけちゃった
そんな感覚にも似た音だったのではないでしょうか
（わたしの想像ですけどね）

リリィも気になることはあったようですが

ライラのような反応は見られませんでした。
（クールな彼女…）

　レッサーパンダ　２０１２年２月２８日　円山動物園

ちょっとお出かけしますので
ブログは、２、３日お休みします。

やっぱし、ライラかな

うーん、この状況は…

りんごを食べてた子供たちを見てた
ココとセイタの方に気を取られてたので
どのような展開になったのか分かりかねます。

ココなら分かると思うのですがねぇ

この体勢で想像すると
ライラがリリィのりんごを取りに来たように思えますが

こういう場面を何度か見てますので

やっぱし、ライラかな

残念そうなリリィのお顔からしても

やっぱし、ライラが
リリィのりんごを取りに来たんじゃないかしら

おいおい、シッポ踏んでるし…

　レッサーパンダ　２０１２年２月２８日　円山動物園

隣の放飼場で

ココが見ているのは隣の放飼場かしら

ココとセイタがりんごを食べ終わった後に
隣の放飼場でリリィとライラがりんごを貰ったよう

ココが何を見ていたのか、確かめるセイタ

りんごかぁ～良いなぁ（セイタはもう食べたのにねぇ）

りんごを想い、うっとり

ココが近くに来ていたことも気づかなかったのでしょう
 
セイタにとってりんごは「命」そのもですから

　レッサーパンダ　２０１２年２月２８日　円山動物園

可愛いんだもの

背を向けて笹を食べる、ライラ

とは、こちらの見方で

ライラはそんなつもりじゃないの

居心地の良いように過ごしてるだけなの

奥の方で食べるときは、こちらにお顔を向けて（リリィ）

上の方が明るくて写真も撮りやすいですね
（外のお天気や時間帯によりますけど）

笹後のお昼寝

屈託ないライラの寝顔

カメラに気づいてそっぽ向く

動物園ではよくあること…

園内をひとまわりして戻って来たら
ライラはむしゃむしゃしてました。

奥の明るい場所で

（あんた、また来たの）ってね、思ってたりして

屋内で撮るのは失敗が多いだけに
可愛いのが撮れたら嬉しさ倍増です。
ちょっとくらいのブレでもかまいません、可愛いんだもの。

　レッサーパンダ　２０１２年２月２３日　円山動物園

動画は２月２８日に撮ったものです。
残り少ない葉っぱをむしゃむしゃする子供たち
前半、ライラにふりかかるアクシデントが可笑しい～♪

また、巡回へ

ココ、小休止です。

セイタがお昼寝してしまったため
動きが止まりました。

むちむちの横顔
ひと頃、痩せていたことを思うと感もひとしお

真冬日でも日差しは春のようでありました。

ココもお昼寝かなと思いましたが

セイタの傍で少しの間止まって

また、巡回へ

この日、わたしの見た限りココちゃんは休んでおりません。

セイタのお昼寝も短時間で終わり、また巡回へ
もちろん、ココに追われながらですけど…

はぁ～

それでもセイタは歩き続け

ココは追い続け

だいたい、屋内入りまで、こんな感じのふたりでした…。

動画はセイタを追うココを
見慣れてしまえば単調な行動ですが
こういう光景をずっと見てるのは嫌いじゃない
そもそもレッサーパンダの行動って単調になりがちだもの

　レッサーパンダ　２０１２年２月２８日　円山動物園

一抜けた

ココはセイタとの微妙な距離を楽しんでいるよう

セイタが近づいて来ると逃げてしまうのですが
ついつい、追いかけてしまうココでもあります。

一方、セイタは
その微妙とやらに疲れてしまったかな

ココが近づいても動こうとしません

（僕たち、もう終わりにしよう…）

そうなると、ココは余計に気になってしまう
 

あんまり焦らされるといやになっちゃうもんだよね

なんで？

ココは、ちっとも疲れていないのに

とにかく、俺は疲れた

セイタはやぐらの上に積もった雪山へ移動し

「一抜けた」とばかりに、お昼寝

ココは一方的に楽しんでいただけね
分かち合えなくなったら、もうお終いなのよ
（セイタの場合はね…）

　レッサーパンダ　２０１２年２月２８日　円山動物園

余韻

セイタはココに近づこうとしますが

ココはキューキュー鳴いて追い払います。

繁殖期のピークは過ぎたようですが
余韻らしきものがまだある、ココとセイタ

セイタは追い払われても

ココを追い続けているよう

ココはセイタに跳びつかれると拒否していましたが

立ち去ったあとに、またやって来て

クンクン嗅いでいたりするのでした。

再度、チャンスを伺うセイタ

ココに見つからないよう

息を潜め

あ、見つかっちゃったね…

逃げられても

逃げられても
セイタはココを追い続けるのでした。

ココもセイタが近づくと逃げはするのですが
知らず知らずのうちに
セイタの後を付いて回っていたのでした。

普段は同居しててもツンケンしてることが多いので
この時期のふたりの行動は目が離せません。

この続きは次回に

　レッサーパンダ　２０１２年２月２８日　円山動物園